冠詞はいつ付けるのか

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こんにちはTOYOの松村です。


先日、あるTOYOオンラインの受講者から
英語の名詞につける冠詞について質問がありました。

 

それはクジラの前に冠詞のTHEをつけるのかどうか
というような質問でした。

 

この日本語には無い冠詞というものの扱いについては、
沢山の人が疑問を持っていると思います。

クジラに関してはWhale isとかA whale isとかWhales areとも出来、
もちろんThe whale isともできます。

 

こうなると、一体、冠詞の用法って何なんだ、と思いますね。

 

そこで、一般的な冠詞のルールをマスターしておきましょう。

英語の品詞自体は明確に分かれていて、名詞もその一つです。

 

名詞は基本的には物の名前です。

 

人間が知っている物すべてに名前があるので、名詞の数はほぼ無限です。

 

物の名前にも2種類があり、数えられる可算名詞と、
数えられない不可算名詞があります。

 

数えられるものは、一つ一つの個体に分かれているものですが、
数えられないものは不定形の液体のような場合や抽象概念のようなものです。

可算名詞は一つ二つと数えられるので、ひとつを示す冠詞のaをつけることができます。

 

もちろん複数個ある時は名詞の語尾にsをつけます。

 

もう一つの冠詞theは、「その」というような意味を示すので、可算名詞にも
不可算名詞にもつけることができます。

 

ここで、まず、慣例的にtheをつける場合を見てみましょう。

慣例的にtheをつけるのは、川の名や山脈、身体の部分の名、楽器の名、
特定の役職名、人種名などがあります。

 

ここで最後の人種名と同様に、動物などの種全体を示す際も
theをつけることができます。

 

たとえばthe whaleと言った場合、これはクジラの種全体を示すことになります。

これは人間にも言え、the manとした場合、人間全体を示す意味で使用するこができます。

 

もちろん、冠詞なしで単にmanとした場合も人間全体を示すことができます。

 

クジラも同じで一種の集合名詞whaleとしてもクジラの総称として使用可能です。
これは複数形にしてwhalesとすることもできます。

もし、冠詞のaをつけた場合は、「一つの」とか「ある種の」という意味が出るので
a manとかa whaleとした場合は、通常は一人とか一頭という意味になります。

 

このようにa、theをいつつけるかや、つけないのかは、
その名詞をどのように使うかで左右されます。

 

もちろん、元々数えられない名詞にはaはつけません。

TOYOオンラインのライブ授業では、このような細かい部分にまで
疑問を持つことを勧めています。

 

初めは大まかに理解していた細部が気になりだす時は、実は、
それが強力な読解力をつけるためのきっかけです。

 

このような点を通過すると、今までは気にならなかった細部を理解するようになります。

 

TOEFLは、そうでもありませんが、SATレベルの読解や文法理解には、
このような分析的な読み方が欠かせません。

SATに対応できる英語の基本は、単語、文法、文の構造に関する知識、
読解の基本に関する知識などです。

 

SATはTOEFLと異なり、非常に論理的な文章構成、
および、数学で成り立っています。

 

したがって、文を読み理解する際も、細かく読み取れる
高度な読解力の養成が不可欠です。

 

しっかりとした基本を身につけることで、難解な長文を瞬時に理解する力を
養成することが可能です。

帰国子女が適切な英語力を保持しているかどうかは、TOEFLや
SATのような英語試験の得点で示されます。

 

TOEFLの場合は、どちらかというと日常的な英語使用の試験ですので、
滞在期間が長い人が有利になる傾向があります。

 

ただ、SATは公式な英語運用の試験ですから、滞在期間の長短に関わらず、
英語の基本を理解しているかどうかが、高得点を取るための必要条件となります。

SATは正しい文の用法を問うテストです。

 

短期間で効率よく高度な英語力を蓄積させるには、TOEFLやSATを中心にした
基礎力アップクラスで学ぶことが必要です。

 

そして、それを可能にしているのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

また、夏には東京で5日間のSAT対策講座も開催されます。
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TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる
文法力がなければ正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方は こちらからお申込みください。
<ONLINE受講者へのお知らせ>
5月6日のSATの締め切りは4月7日です。

来年の受験生は、とりあえずこれからの毎回の分を予約しておきましょう。

特に日本ではSATの予約を取るのが難しくなっています。
今から来年の春の予約を入れておくことをお勧めします。


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