読解が苦手なので、何とかしたいと悩んでいる人が多くいます。
このような人は、まず、自分の単語力を再点検してください。
読解が伸びない原因は、ほとんどの場合、単語力の不足です。
ＳＡＴレベルの難度が高い単語は、それ自体が厳密な意味を持つことが多く、単語リストで覚えれば大丈夫です。
ただ、問題なのは、いわゆる易しい単語の方なのです。
たとえば、ＤＯＧは、誰でも知っているように、犬の意味ですね。
実はこのＤＯＧには名詞以外に動詞もあり、それは、しつこく付きまとう、という意味です。
手紙の住所はＡＤＤＲＥＳＳですね。
しかし、この語には他に、演説をするとか、対処するという意味もあります。
このように、多くの日常語には複数の意味があり、そのすべてを網羅しなくてはなりません。
ＡＤＤＲＥＳＳを分割するとＡＤＤとＤＲＥＳＳに分かれます。
このＤＲＥＳＳは、衣服のドレス以外に、包帯で手当てする、の意があります。
つまり、ＡＤＤ＋ＤＲＥＳＳで包帯をつける、手当する、ということから、問題などの処理をするとなります。
こんな一般的な単語でも、角度を変えると意外な意味が発見できます。
強力な読解力は、難度の高い単語だけでなく、落とし穴になりがちな易しい単語の意味も理解することで向上するのです。
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