こんにちは
TOYOの牧野です
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点数が安定しない受験生に共通するのが、「なぜ間違えたのか分からない」と言う感想です
うっかりミス対策の第一歩は、「なぜ間違えたのか」
これが分かって初めて、「どうやって防ぐか」に進むんですが、この第一歩がなかなか難しいんです
やり方は簡単で、練習問題を解き終わって採点したら、すぐに間違いの再現をするんです
自分は、どの様にその問題を理解したか、何を求めるものにして、どういう条件だと理解して、
どの様に解いて、どう計算して、どの選択肢を選んだのか
これを細かく思い出して、言葉で説明するんですが、肝心の間違いが起きる瞬間を覚えてないんです
この時、実は意識が飛んでいます
意識が飛ぶと言っても気絶するわけじゃありません
普通に試験を解き続けているんですが、目の前のやるべきことから意識が飛んでいるんです
今年のメジャーリーグのワールドシリーズで、ニューヨークヤンキースが5点リードをしていた試合
この試合の流れをガラッと変えたのは、ヤンキースの主砲、ジャッジ選手のエラーでした
この場面、ジャッジ選手のアップを見ると分かりますが、捕球の瞬間、彼の眼はボールから離れていました
この時、1塁にいたランナーが飛び出していたら、1塁に投げてアウトにしようと思ったそうです
これは、ボールを取る、1塁に投げるという2つの作業が彼の中で混ざった瞬間でした
実は、同じようなことが、皆さんの中でも起きています
問題を読みながら計算を始めたり、選択肢を選びながら次の問題をチラ見したり・・・
この瞬間、あなたの意識はあるべきところから飛んで行っているのです
そして、これが「もっと集中する」や「しっかり読む」が全く意味がない大作である理由です
ミスする瞬間には、「集中する」ことも「しっかり読む」ことも意識の外に飛んで行っているからです
練習問題を解くときは、一つ一つの作業に意識を向けてください
そのために、まずは、後ですべてを再現しなければいけないと強く思ってください