正しい先入観で読解力アップ

英文読解をするとき、その文章が何に関するものかが前もって分かれば、
文意を追いかけ易くなるのは事実です。

たとえばTOEFLの読解文で、それがニューヨークの町の紹介なら、ニューヨークの町を知っている人は
非常に読みやすくなります。

つまり、文章を読む際に、ある種の先入観があれば、問題を解く際にも有利にはたらきます。

 

一般に先入観を持って文を読むことは、あまり良いことではありません。

それは著者の主張を正しく読み取らずに、自分の気持ちで文の内容を捻じ曲げることになるからです。

ですから、読解練習の初期段階では、文をあるがままに理解する、ニュートラルな読解をするよう心掛けてください。

 

読解の基本がある程度確立できれば、正しい先入観を持つことは有利な読解力につながります。

たとえば、将棋やチェスで局面の展開を予測できれば、次の一手を正しく選択できます。

このような一手は、局面から判断した一種の先入観に基づくものと言えます。

 

読解文章を将棋盤に見立てると、その局面の読み取りは、文章構造から判断できます。

TOEFLやSATのような正しい文章構造を持つ読解文では、全体が序本結に分かれます。

特にSATの文章は論理性が高いので、文の配置が定まっています。

 

特に最初の文と最後の文を見れば、全体の流れが分かります。

序と結論が同じような内容ならテーマは一貫しているのに対し、食い違う場合は反論文になっています。

つまり、全体の最初と最後を見れば、大まかな文の流れに関する正しい見込みが得られます。

 

誤った先入観を持つのは、良くありません。

しかし、正しい読解練習の上で、文章の正しい流れを予測することが出来る先入観を持つことは、
読解時間の短縮と正解率の向上につながります。

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しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

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