簡単な単語ほど読み飛ばしが起きる

あなたはPLAYという単語を知っていますね。

名詞なら演劇とか遊び、動詞なら演じるとか遊ぶという意味ですね。

これが形容詞になってPLAYFULとなったら、どんな意味でしょうか。

 

もちろん、この語はFull of Playの意味ですから、なんとなく意味が分かります。

しかし、明確に定義しようとするとき、どうもあいまいになってしまうのではないでしょうか。

このような語は元は簡単なのですが、分かったような分からないような、
あいまいな意味として残ります。

 

特に長期滞在者で、ずっと英語で処理してきたという人は、このような語の理解が
微妙になっていることが往々にして見られます。

なんとなく分かるんだけど、尋ねられると返答に困るというような場合です。

実は、このような語が文中にあると、つい、読み飛ばしてしまうという人が多いのです。

 

このような語を英語以外の言語、たとえば日本語にしてみましょう。

このPlayfulは日本語の辞書を見ると遊び好きなという意味の他に、陽気なというのがあります。

英語を他言語、例えば日本語に転換すると、元々の語を異なる角度から考えることができます。

そして、その結果として、その単語の深く明確な意味や用法を習得することが出来るのです。

 

TOYOオンラインでは、英文を日本語に転換することを勧めています。

その理由は、英語を英語で見ているのは、同じ目線で判断することになり、異なる視点が欠如するからです。

短期間で正しい語学力をつけるには、一方向からだけでなく、異なる視点からその言語を考え
理解していくことが重要なのです。

 

一見簡単そうで、異なる意味がある表現は、思い込みによって飛ばし読みが起こります。

例えば、He left for goodとあると、うっかりすると彼は何か良いことをするために
出かけたのかな、などと誤解してしまいます。

しかし、このFOR GOODという言い方は、永久にとか、これを最後にという意味ですから、
彼は出たっきりで、二度と帰ってこない、という意味になります。

 

このように簡単な単語やその組み合わせが、原語と異なる意味を持つ場合、深く考えないで読み飛ばすと
意味が正確に把握できません。

このような読み飛ばしを防ぐには、注意深く文章を理解することが必要で、TOYOオンラインの
ライブ授業で練習しているような、遅読みの練習が必要です。

また、英語を英語で理解しようとする場合には、このような落とし穴に陥り易いので気をつけてください。

 

長期滞在者の中には、今まで英語を英語で理解してきたので、日本語に転換することは
行いたくありませんという人がいます。

しかし、それは自分の語学力を改善しようとするよりは、今までの自分のやり方を変更したくない、
今のままでいたいという思いの裏返しではありませんか。

人間は現状を肯定したくなる生き物ですが、短期間に効果をあげる改善は、今の自分の殻を壊して、
一歩前に踏み出すことも必要なのです。

 

高度な英語力は帰国子女としての最重要な資質です。

しかしそれは、何の努力もなしに構築できるものではなく、自分の努力で勝ち取るものです。

そのお手伝いをする強力な味方がTOYOオンラインのライブ授業なのです。

滞在が始まったところの人から、長期滞在者まで、あらゆるレベルやタイプの人の力を
上げることができるのは、世界広しと言えどもTOYOオンラインしかありません。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
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この3カ月の期間を最大に利用して、自分の実力を上げるように準備していきましょう。

 

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