アメリカの大学進学にはSAT不要

帰国受験での難関大合格に重要な役割を果たすTOEFLやSATですが、
アメリカの大学に進学する場合はどうなのでしょうか。

 

TOEFLは、アメリカの大学に留学生として入学する際には必要です。

 

しかし、現地校で学ぶ帰国子女がアメリカの大学に進学する際は、
TOEFLは基本的には不要です。

 

では、SATはどうでしょうか。

 

実は、帰国子女だけでなくアメリカの高校生が大学に進学する場合、
必ずしもSATは必要ではないのです。

 

その理由は、アメリカの大学進学には複数の選択肢があるからです。

 

SATが絶対に必要なアメリカの大学は、有名私立大です。

 

ハーバードやコロンビアを筆頭とする有名私大進学には、
SATでの高得点が必須です。

 

また、このような大学は、基本的には3年次から編入する
トランスファーが出来ません。

 

したがって、有名私大に進学するには、出願時までにSATの高得点を
獲得することが必要なのです。

 

ところが、州立大学などの公立大学では、私大とはまったく異なる進学形態です。

 

各州にある州立大では3年次からのトランスファー編入を認めています。

 

有名な州立大であるUCLAなどに進学するためには、
別に1年次から入学することは必要ありません。

 

公立大には州立大の他に、地域の市町村が運営する
コミュニティカレッジがあります。

 

これは基本的には2年制の短大ですが、そこで取得する単位が
4年制の大学に進学する際に認められるのです。

 

たとえば、ロスアンゼルス市が運営するコミュニティカレッジで取得した単位を持って、
州が運営するUCLAにトランスファーすると、州立カリフォルニア大の
3年次に編入ができるのです。

 

コミュニティカレッジ入学には、SATは不要です。

 

したがって、トランスファーして3年次から州大に編入する際は、
SATを受けずに転入が可能なのです。

 

ただ、編入に使用するコミュニティカレッジで取得する単位は、
州立大学が認めた同レベルのクラスの単位であることが必要になります。

 

この編入制度のメリットは、学費が非常に軽減できるということです。

 

私大の場合は、年間数万ドル以上が必要です。

 

公立大でも4年制の大学の授業料はレジデントの場合でも年間1万ドル以上が必要です。

 

しかし、最初の2年間をコミュニティカレッジで過ごす場合は、
年間5千ドル程度で済むのです。

 

しかし、コミュニティカレッジに進学することは、良いことばかりではありません。

 

4年制大にトランスファーするには高いGPAを維持することが必要です。

 

もし、それができず、さらにコミュニティカレッジの卒業単位が獲得できなければ、
当然大学卒の資格は取れませんから、高卒が最終学歴になってしまうのです。

 

そう考えると、少しの努力で日本の難関大に進学できる帰国受験は非常に魅力的です。

 

また、少し努力するだけで、ほぼ確実に学位を取得することができるので、
ドロップアウトになる心配も不要です。

 

そして、大学卒業後も良い就職ができる帰国大学受験がTOEFLとSATを
少し頑張るだけで可能になるのです。

 

TOYOオンラインでは、長年の受験指導の経験と成果に基づく
ノウハウを蓄積しています。

 

それにより、多くの受験生のSATやTOEFLの得点を大幅に改善しています。

 

大幅というのは、最初のSATが1000点以下の人を1300点以上に上げる
というようなことです。

 

ただ、その対策期間には個人差がありますので、できるだけ早めに対策を
開始することをお勧めします。

 

この着手点になるのがTOYOオンラインが毎年夏に開催する
東京での一時帰国SAT講座です。

 

今年は7月1日からの5日間、東京代々木駅前の代ゼミ国際教育センターを
会場にして開講します。

 

参加申し込みは、会場の代ゼミ国際教育センターに直接ご連絡ください。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

 

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

 

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

 

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間は
それが有効かどうかが判断できません。

 

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

 

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラスなどを
利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週週末に放送されます。

 

アメリカ時間の金曜、土曜、日曜です。

 

日本時間だと、これは土曜、日曜、月曜になります。

 

もちろん、日本でも視聴することが可能ですが、アメリカ時間の日曜日のクラスは
日本では、月曜日の早朝、午前3時半になってしまうので、ちょっと厳しいかもしれません。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

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