SATとはどんなテスト?
SATは、アメリカの大学に出願する高校生のための、学力テストです。
TOEFLが、アメリカに留学してくる学生が、アメリカで問題なく生活できるかどうかを判定するテストであるのに対し、
SATは、アメリカの高校生が大学に入学してもドロップアウトすることなく学業を続けられるかどうかを判定するテストです。
ですから、TOEFLが、よりカジュアルな日常生活に根差した英語であるのに対し、
SATは、もっとフォーマルな公式英語の運用能力を試されますので、使用される単語もより高度なものが多くなります。
これが、SATは難しいと言われる理由ですが、知らない単語は覚えればいいだけです。
DogだってCatだって、知らない人には全く分からない丹戸なのですから。
ただ、文法に関しては、SATの方がきちんとした規則に沿った公式英語になりますから、
基本を理解すれば、逆に解きやすくなります。
試験の構成は、現在は、モジュール1(英語読解・文法、数学)とモジュール2(英語読解・文法、数学)の2つの部分に
分かれており、自分のパソコンやタブレットを持参して受験するデジタルSATになっています。
受験料はアメリカ国内なら$63、国外はこれにプラスして$43の費用が必要になります。(2025年7月現在)
満点は、英語、数学それぞれ800点で、合計1,600点です。
難関大学合格の、まず最初の目標は、合計1,350点。
これをできるだけ早い段階で出して、その後、目標を1,400点、1,450点、1,500点と目標を高めていってください。
SAT対策で一番大切なことは、まず受験すること!
毎年多くの受験生が、まだSATの準備が出来ていないからという理由で、SAT受験を先延ばしにします。
先延ばしこそが一番大きな間違い!
準備が出来たから受験するのではなく、受験したから準備が始まるんです。
自分の現状を知り、やばい!と思う気持ちが準備に力を与えます。
もしまだCollege Boardに登録していないなら、今すぐ登録して次の試験に申し込んでください!!
終盤に突入した受験生が喉から手が出る程欲しがる時間、今絶対に無駄にしないでください!!
開催回数
通常のSATテストは1年間に7回あります。
現在は、8月、10月、11月、12月、 3月、5月、6月になっています。
以前とは異なり、アメリカ国内外で回数が同じになりました。
入試の合否に、受験回数は一切関係ありません。
つまり、年7回の試験を模擬試験代わりに使うことが出来るということです。
11年生から受験を始めれば、全部で14回のチャンスがあります。
各試験で、自分の達成度と弱点を十分に吟味して、次の回に活かして行ければ、
卒業までに必要点数到達は難しい事ではありません。
申し込み方法
SATの申し込みは、College Boardのホームページから行います。
ホームページ左側にある “Register for the SAT” をクリックして申込ページに進みます。
まだアカウントを作っていない人は右側のSign Upをクリックしてアカウントを作ってください。
アカウントが出来たら、申込準備完了ですから、希望の受験日と希望の試験会場を選んで予約をしてください。
分からない単語があれば自分で調べて、書かれている文の意味を考えて、自分で申し込み完了まで頑張ってください!
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