Vocabulary

アメリカ社会の単語力ギャップ

英単語の中で、日常使用される単語というのは、数万語という単位ですが、実際に
個人が使うものは、かなり限定されます。

これは個人差がありますが、数千語を知っていれば、十分であると思われます。

一般的な日常会話で必要な単語は、それよりずっと少なく数百語程度で事足ります。

 

英語が日本語と異なるのは、単語力の個人差が非常に大きいと言うことです。

英語のネイティブであっても、単語力の有無により、まったく意思疎通ができない
ということも珍しくありません。

これは日本語では、ほぼ見られない現象ですが、英語社会では、それほど単語力の
差が大きいのです。

 

過去に、報道のドキュメンタリーで取り上げられたケースですが、白人上司が
部下の黒人にNIGGARDLYという語を使いました。

これは、倹約して、と言う意味の北欧語源の語で、黒人をおとしめる意味の語では
ありません。

白人上司は、部下に無駄を省いて働けと言ったつもりが、部下は差別語で
ののしられたと誤解したのです。

 

結果として部下が上司を訴え、上司がクビになり損害賠償金を払うはめに
なりました。

後にテレビのインタビューで、レポーターが上司に対し、あなたの部下はその単語の
意味を知っていたと思うかと尋ねられ、いや、知らなかったと思う、と答えています。

これなどは、個人の単語力の差が重大な出来事を引き起こした例ですが、日本では
起こりえないような問題ですね。

 

このように英語社会では、単語力イコール教育レベルという考え方があり、それが
TOEFLやSATの試験問題にも反映されています。

単語レベルという考えがあり、その結果が、難しい単語の代表のように言われる
SATワードです。

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