新SAT問題の解法

3月から米国でも始まる新SATの英語問題は、昨年12月までの旧SATとは少し問題内容が変わっています。

大きな変化としては、すべての読解文が短文になっていることでしょう。

さらに旧SATには使用されていなかった単語補充問題が再登場していることです。

 

この単語補充タイプの問題の解き方は:

1.問題本文を理解する

2.文中のヒントの部分を探す

3.そのヒントに従って選択肢の単語を探す

の3点です。

 

Once Murphy left for good, he wrote no letters to his worried mother; he did not, therefore, live up to her picture of him as her ___ son.

(A) elusive

(B) dutiful

(C) destructive

(D) persuasive

 

この問題では、文が大きく2つに分かれています。

セミコロンの後ろには空白部がありますが、前の文には空白部がありません。

このような部分にヒントが隠されています。

 

セミコロンの前の文の意味は、簡単に言えば、マーフィーさんは家を出たっきりで、心配するお母さんに手紙も出さない、ということです。

注意するのは for good で、これは、出たっきりとか永久に離れる、の意味です。

 

そうするとセミコロンの後ろの文は、お母さんの思い描いている孝行な息子の像とは異なっている、ということになります。

つまり、孝行息子というような意味になる選択肢の単語を探せばよいことになります。

これは選択肢 B となります。

 

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もちろん、その基本になるのは単語、文法、読解法の理解と反復練習です。

 

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しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。

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