SATは知識の穴を発見する道具

日本の現代生活の中では、ザルという道具は事実上消滅しています。

ザルというのは、基本的には竹で編んだ道具で、台所用品として親しまれてきました。

現在では竹製品というのは一部を除いて、ほとんどがプラスチックに置き換えられています。

 

ザルは水などの液体を濾すのが役割ですが、そのように漏れが多い法律を
ザル法と呼んだりしています。

知識の蓄積も同じで、もし、新しく身につけた知識をザルのように漏らしてしまえば、
当然、学力は上がりません。

ですから、学力増進に重要なのは、いかにして知識の漏れを無くしていくかということです。

 

TOYOオンラインの授業は、この知識の穴をふさぐことを一つの目的にしています。

実は、この知識の穴の有無は人により場所が異なり、優秀な帰国子女でも、
どこかに知識の穴が開いています。

ですから、効率的な学習には、学習者の穴がどこにあるかを把握することが必要になります。

 

これは語学よりも数学などの科学的な教科の場合の方が見分けが簡単です。

例えば、複雑な数式が必要な数学の問題で間違う場合、その原因が昔に習った
知識の漏れにあることが多く見られます。

仮に小学校で習う分数の処理法が完璧でないまま、学年が上がれば
自分では気づかないまま誤った答えを出してしまいます。

 

数学が苦手だという人の多くは、過去の知識の漏れが原因になっていることがほとんどです。

この対策には、元の小学校の学習に戻って原因になっている知識の穴をふさぐことが必要です。

これは、語学でも同じですが、ただ、語学の場合は本当の原因が見えにくく、
対策が遅れることが多いのです。

 

現実的にSATでかなり高得点が出ているが、得点が伸びない人には、
必ずこの知識の穴があります。

得点力がない人の場合は、すべての部分で穴が開いていることが多くその対策は、
ローラー作戦ですべての部分を補強すれば大丈夫です。

しかし、逆の場合は、知識の穴の特定が必要で、それにはかなりの時間も必要になります。

 

この知識の穴の特定に有力なのが、SATの得点です。

SATは4つのテストで構成されています。

英語は最初の2テストで、スコアレポートを見れば英語セクションの弱点を読み取ることが可能です。

ですから、英語力を上げたい人は、SATの得点がそれ以後の対策の大きな指針となります。

 

帰国受験を予定している人、英語力を上げたいと望む人が最初に着手するべき行動は、
SATを申し込むことです。

そして、何回でもSATを受け、自分の得点力の穴を確認する資料にしてください。

スタートが8年生でも9年生の時であっても構いません。

逆に、できるだけ早くSAT受験を開始することが英語力の上昇と受験の成功を確保します。

 

自分の英語力を高めるには、まず、自分の弱点を知る必要があります。

それを気づかせ改善するための授業内容は、そのような部分に的をしぼった教材が必要です。

TOYOオンラインのライブ授業では、理解に問題が起こる部分を熟知し、それを解説していきます。

 

TOYOオンラインの授業は、本当に必要な英語力を構築するためのツールです。

しかし、この高度な英語力の構築には時間がかかります。通常は数年という期間が必要となります。

 

もし、今あなたが10年生で、この秋から11年生になるのなら、
すぐにTOYOオンラインのライブ授業に参加してください。

残り時間のことを考えると実は9年生の人の本格的な学習の開始が必要です。

強力な英語力の構築には最低2年間の有効な対策が必要ですから、
充分な余裕を持って対策を開始してください。

 

帰国受験では、受験の2年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。

ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。

逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

5月のSATと6月のSATは中止となりました。

次のSATは8月29日です。

さらに今年は9月にも臨時でSATが開催される予定です。

来年以降受験を控えている人で、SAT未受験者はできるだけ早い機会にSATを申し込んで受験をしましょう。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

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