先日より、TOYO Onlineの動画を制作し、ユーチューブなどにアップしています。
主に、英語の単語、文法、表現法を中心にした、一口メモみたいな動画です。
必ず役に立つと思いますので、是非、こちらから視聴してみてください。
今週の動画では not only A, but also B 構文を取り上げました。
これは多くの日本人が使用する構文なのですが、案外、落とし穴があるので
注意が必要です。
日本の英語は受験問題を中心にした英語で、実際に使用される英語とは
異なる部分が多々あります。
その典型的なものが分詞構文という、受験英語の問題形式です。
多くの場合、このタイプの問題は書き換え問題で使用されます。
文のはじめが現在分詞とか過去分詞で始まるから、そのように呼ばれているようです。
実際に英語を使用する場合、もちろん分詞構文なんて名前は意味がありません。
それよりも、文頭の説明部分という形で認識されるのが普通です。
これは大別すると、前置詞から始まるものと、そうでないものの2つに分かれます。
前置詞から始まる文頭部は、もともとは文尾にあったものを、語順を変えて
文頭に移したものです。
ですから、元の文尾に移して考えれば、正しい語順になるので簡単に理解できます。
しかし、前置詞ではない語句から始まる文頭部は、少し注意が必要です。
いわゆる分詞構文で、…ing 形や …ed 形始まるものは、その後ろに続く
本文の主語の説明になります。
この文頭の説明部は、一種の強調構文ですから、それなりの重要性を持つ部分です。
日本の受験問題で頻出する分詞構文と、実際に使用される文頭の説明部の理解には
大きな違いがあります。
受験文法は例外的な用法を網羅しています。
しかし、この例外的というのは、通常では使用しない用法、つまり、日常的には
用いない用法です。
こんなものを中心に学習していては、いつまでたっても、
正しい英語使用はできません。
正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力は上がります。
しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。
その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、受験失敗に
結び付くことになってしまいます。
ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラスを
利用することをお勧めします。
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