ジョージ・カスター将軍が、インディアンとの闘いに大敗北した
出来事を指す言葉です。
米国にやってきた移民が西部に開拓地を求めた中で起こった悲劇です。
米国移民がインディアンと戦った事実は遠い昔のように思われますが、
実はこれは明治9年の出来事です。
日本人にとって、インディアンや白人の大量虐殺が江戸時代ではなく、
明治時代に起こっていたというのは、意外ではないでしょうか。
侍の世の中ならいざ知らず、文明開化の明治時代と同時期に
起こっていたとは驚きです。
なぜ、こんなことを言及しているかというと、実は読解練習で
the last stands という表現があったからです。
環境問題に関する文中にあった表現ですが、このstandsと
複数形になっていることに注目してください。
the lastというのは最後ですから、最後が何回もあるわけが
ないのに、抵抗が複数回あるというのは矛盾です。
実は、このSTANDSは、立ち木の意味で、文中ではカスターの
最後の抵抗と、一種のかけ言葉になっていました。
文を読むときに、練習不足の人は、細部を読み飛ばしてしまいます。
文の調子、トーン、はこのような細部にひそんでいることが多く、そこを
読み飛ばしてしまうと、文を正しく読み取ることができません。
また、この文中にはThe red tape(赤い紐)という
表現もありました。
この、赤い紐、というのは大英帝国時代に、書類を赤いひもで
くくったことから出来た言葉です。
紐で縛った書類を書棚に入れたまま放置することで、お役所仕事を
意味する言い回しです。
TOYOオンラインのライブ授業の読解練習で重視するのは、このような
表現を知り、読解に必要な知識を増やしていく作業です。
正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力は上がります。
しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが
判断できません。
その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになって
しまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。
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