最近のSATの問題は読解問題以外では長文化の傾向があります。
これは英語だけでなく数学の問題文も同様で、問題文の正しい読み取りが重要になっています。
たとえば、
Each face of a fair 14-sided die is labeled with a number from 1 through 14, with a different number
appearing on each face. If the die is rolled one time, what is the probability of rolling a 2?
というような問題文があります。
これはサイコロを転がして2の目が出る確率は何かという問題です。
このサイコロはEach face of a fair 14-sided dieとあり、通常の6面体ではありません。
ここでのfairというのは、正しい形のとか同じ形の、という意味ですから、正14面体
と言う意味になります。
つまり、このサイコロは正14面体で、そのそれぞれの面に1から14の数字が
ついているということです。
もちろん、2の数字が書かれた面がでるのは、14面体の内の一つの面が出る割合ですから
十四分の一となります。
この問題では、通常のサイコロではなく、a fair 14-sided dieと書くことで、問題文の理解を
妨げようとしています。
もし、この問題文のfairとかdieの意味が分からなければ、誤った答えを選んでしまいます。
現行のSATの問題文は、とりたてて難解な単語があるわけではありません。
しかし、良く見聞きする日常語でも、特殊な使い方をしていたり、わざと誤解を招くような
書き方をしているものが多くみられます。
ですから、SATの問題を解く練習では、問題文の読み間違いをしない、
精緻な読解練習を心がけてください。
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