SAT夏期集中で単語を学ぼう

先日のライブ授業の読解練習でGALVANIZEという単語が出ました。

これは辞書で調べると、電気をかけて刺激する、とか、元気づけて何かをさせる、
という意味だとありました。

しかし、それだけではこの単語の意味は良くわかりません。

 

読解練習をしていると、文中に何か良く分からない単語があることに気づきます。

辞書で調べても、どうもピンとこないのです。

とりあえずは、辞書に記載されている意味通りに理解しようと思うのですが、全体の意味を考えると、
どうも納得できないという状況に出くわします。

こんなとき、あなたはどうしますか?

 

英文読解で最重要なのは、単語の正しい理解です。

もちろん、速読をしようとしても、十分な単語力がなければ、それは実現しません。

各単語の文中での正しい意味が瞬時に頭にひらめかないと、当然、速読などは可能にはなりません。

ですから、正しい読解練習には、同時に強力な単語力を増強していく努力が欠かせないのです。

 

前述の単語、GALVANIZEは元をたどれば人名がその起源になっています。

18世紀のイタリアの物理学者のルイジ・ガルバーニさんはお医者さんでした。

この人がカエルの解剖をするときに、手術用メスを二本差し込むとカエルの筋肉が震えることを観察し、
生体の中で電気が発生したことに気づきました。

 

後に、アレッサンドロ・ボルタがガルバーニの見つけた、化学反応による電気の発生を実証し、
電池の先駆けであるボルタ電池を発明しました。

もちろん、このボルタさんの名前が電圧を示す単位であるボルトの元になっています。

要するにGALVANIZEとは、いろいろな化学反応が合わさって、力が発生し、
大きな変革をもたらす要因になることを意味する単語になりました。

 

辞書に記載されている意味をそのまま丸覚えしても、実際の使用には不自由さが残る場合があります。

そんなときは、実は、その単語の意味が完全に自分の中で消化しきれていなということに気づいてください。

そして、そのような消化不良感がある場合は、その語の成り立ち、語源などに当たることをお勧めします。

 

ⅮEMANDは要求するという意味ですね。

ではその部分品であるMANDとは何でしょう。

実はこれは命令という意味で、その前にあるDEは下げるというような意味なのです。

総合すると命令を下げるとなるので、DEMANDは命令を取り下げることかと思えば、まったく違って、
要求するという意味になるのはなぜでしょう。

 

この秘密は接頭語のDEにあります。

これは基本的には下げるという意味ですが、どんどん下げていくと一番底にまで到達してしまいます。

そこでこの場合は、とことん下げる、徹底的に、という意味合いが発生します。

DEMANDはですから徹底的な命令、といういみで要求するという意味になるのです。

 

単語の勉強に欠かせないのは、語源や接頭語、接尾語の学習です。

来週から始まる夏期集中授業では、このような単語学習の基本から、強力な単語力増強を計画しています。

読解力を伸ばしたい人にとっては、このような単語の基礎知識が欠かせませんから、
是非、今回の夏期集中にご参加ください。

 

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どのような英語レベルの人にでも役立つ知識内容を、ひとつづつ提示していきます。

長期滞在者で自分は英語が分かるんだと思っている人でも、実は正しい英語運用の知識が
欠如していることがよくあります。

当然、滞在期間が短い人は、いろいろな部分で正しい英語の運用法を誤っています。

 

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TOEFLやSATの高得点は、非常に簡単です。

自分の英語力を上げればすぐに解決します。正しい対策をきっちりとすれば、どんな人でも英語力を上げ、
難関大に進学することができるようになります。

そして、その英語力を上げるというのは、帰国子女が日常使用している言語である英語という、
単一の科目に集中して勉強することですから、最も簡単な受験勉強です。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
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次に予定されているSATは8月28日です。

予約の申し込み期限は7月30日です。

今期からサブジェクトテストやエッセイテストは無くなっています。

ですから、安心してSATに専念してください。

また、TOEFLを受けることも忘れないでくださいね。

 

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