危機だからこそ統一テストが重要です

今年初めからの世界的な新型コロナウィルス以来、統一テスト受験にも大きな変化が出ています。

特に、帰国大学受験にとって、例年なら春のSATが非常なねらい目なのに、
それがすべてキャンセルされてしまいました。

結局、昨年12月までの早い段階で、SAT高得点を確保した人のみが9月の慶応合格を勝ち取れるという
いびつな受験となってしまいました。

 

現時点でも、アメリカ国内ではSATの会場数が非常に少なくなっていて、通常なら受験できる
自宅近くの高校などの会場がキャンセルになるなどの変更が起こっています。

かといって、来年受験生にとってSAT受験をしないという選択肢はありません。

少し遠くの会場であっても、予約して受験をするようにしてください。

 

TOEFLの場合は、通常のテストセンターで受験をするものから、
自宅で受験できる形の試験に変わっています。

ただ、この場合は、使用するパソコンの種類や個室であることなどの条件があるので、注意が必要です。

しかし、受験場所が住み慣れた自宅なので心理的にもリラックスでき、得点アップには好条件です。

 

一般的には、面倒だということで受験を先延ばしする傾向がある統一テスト受験ですが、
コロナ騒ぎでそれが悪化しています。

帰国受験の特殊性を理解しないと、統一テストの結果がどれ位重要なのかがピンときません。

嫌なものは後回しにしたいという心理にめげないで、積極的に挑戦していきましょう。

 

これは何も来年受験を予定している12年生の人だけではありません。

10年生や11年生の人も同じです。

まだ先の話だから、なんて考えていないでとにかく一度SATを受けてみましょう。

そうすると、食わず嫌いが解消して、それ以後は心理的に受けやすくなり、
結果として受験で成功を勝ち取れます。

 

よく早稲田や上智はSATは不要だから、という人がいますが、これは要注意です。

たしかに早稲田の商学部などや上智の通常の学部ではSATは不要です。

しかし、このような学部の試験は小論文などの非常にあいまいな採点による合否判別になるので、
確実な合格は不透明です。

 

実際に同じ早稲田の学部を受けた2人の受験生の内、あきらかに学力がある受験生が不合格になり、
そうでない人が合格になったという例があります。

逆に慶応や上智国際教養学部、ICU、さらに早稲田政経学部や国際教養学部では英語力の提示が最重要です。

確実に早慶上智の合格を勝ち取るにはTOEFLとSATの高得点が欠かせないのです。

 

SATのような高度な英語力試験で高得点を取れる英語力を構築するには、段階的な進歩が重要です。

英語力を上げる正しい対策法は、まず、基本をしっかりと充実することから始まります。

基本事項は当たり前すぎて、つい軽視してしましますが実際に高度な英語力を構築するためには、
基礎の土台をできるだけ堅固に突き固めないと将来の伸びが失われてしまいます。

 

もし、今あなたが10年生で、この秋から11年生になるのなら、
すぐにTOYOオンラインのライブ授業に参加してください。

残り時間のことを考えると実は9年生の人の本格的な学習の開始が必要です。

強力な英語力の構築には最低2年間の有効な対策が必要ですから、
充分な余裕を持って対策を開始してください。

 

帰国受験では、受験の2年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。

ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。

逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

5月のSATと6月のSATは中止となりました。

次のSATは9月26日です。

また、9月のSAT会場も非常に少なくなっているので、初期に申し込んでいた会場で
試験が中止になった場合、早い機会に会場変更を申し込んでください。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

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