読解ステップアップ1、2、3

読解力を上げるために、むやみやたらな練習をすることは時間のムダです。

たとえば、SATの過去問のような長文問題を制限時間内で解くことを
繰り返すような読解練習では、読解力は上がりません。

もっと効率のよい科学的な練習法が必要です。

 

まず、どのような文章でも同じような読み方をすることをやめてください。

たとえば、科学系の文章は非常に論理的な文ですから、文の内容を
きっちりと読み取れば理解できます。

しかし、文学や芸術論のような文は、著者の表現したいことが行間にあるので、
上っ面だけを読んでも真意が伝わりません。

歴史関係の文では、時代背景に対する理解が必要になります。

 

文の形は特に時間をかけなくても、すぐに分かります。

その形にしたがって、文の読み方を変えるような柔軟な読み方を
マスターしてください。

ただ、文章中には簡単な部分と難解な部分があることが多いので、
難解な部分では時間をかけて読解スピードも変えるような
臨機応変な読み方が必要です。

 

この難解な部分というのは、自分の中で妙な感じがする所です。

単語一つをとっても従来の意味では、何となくピッタリと来ないような所です。

このようなときに、無理をしてやり過ごすことで、理解が浅くなり、
結果として設問でミスを出してしまいます。

つまり、読解は一様ではなく、緩急を調節しながら読み下すことが重要です。

 

読解練習では、自分が妙に感じた部分を、特別に時間をかけて
理解する練習をしてください。

その際に必要な技術がTOYOオンラインのライブ授業で練習をしている構造分析の技術です。

さらに文の変形部に気づき、元の正しい形に戻せるような文法的な知識もマスターしてください。

 

読解は個人的な好みや考え方の違いで、伸びに差が出るのが普通です。

先入観があれば、文を読むとき客観的な読み方ができず、自己中心的な結論を導きがちです。

これを矯正するのがTOYOオンラインのライブ授業です。

文章をあるがままに読み理解する読解態度は、正しい練習によって進化させていけるのです。

 

同じ単語を異なった意味で使用されている場合、そのことに気づくことが必要です。

これは単語力が無い人の場合、違和感を感じることなく読み飛ばします。

読解問題の設問では、このような単語用法に対する質問が多発しますので、
細かな単語用法の学習は不可欠です。

TOYOオンラインでは、このような単語については接頭語や接尾語、語源などを
引用して学習をしていきます。

 

TOYOオンラインの授業は、本当に必要な英語力を構築するためのツールです。

しかし、この高度な英語力の構築には時間がかかります。

もし、今あなたが10年生で、この秋から11年生になるのなら、
すぐにTOYOオンラインのライブ授業に参加してください。

残り時間のことを考えると実は9年生の人の本格的な学習の開始が必要です。

強力な英語力の構築には最低2年間の有効な対策が必要ですから、
充分な余裕を持って対策を開始してください。

 

帰国受験では、受験の2年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。

ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。

逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

5月のSATと6月のSATは中止となりました。

次のSATは8月29日です。

さらに今年は9月にも臨時でSATが開催される予定です。

来年以降受験を控えている人で、SAT未受験者はできるだけ早い機会にSATを申し込んで受験をしましょう。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

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