SAT読解 文学テーマの対応

現在のSATリーディングの文章は、毎回必ず文学、歴史、心理学を含む経済社会学、
科学関連の分野から出題されます。

その中でも難しいのは、文学や宗教、哲学や芸術関連の文章です。

これらは歴史や科学関連の文章と異なり、抽象的な内容であることが読解を難しくしています。

 

文学関連の文章を読み解く場合、注意しなければならないことがあります。

それは、登場人物を通じて、著者がなんらかのテーマを提示している要点を把握することです。

そのため、このような文章を解読する際は、時代背景や登場人物の役割を
正確に捉えることが必要になります。

 

SATの問題文では、長い小説の中の劇的な場面を切り取り、問題文としています。

そのような場面は、ある一つの局面が異なる場面に転換するような箇所になります。

ですから、受験者が注意しなければならないのは、文章中にある
著者の強調部分を見逃さないという読解法です。

 

このような転換点には、必ず文章を強調するような文の変形部があります。

それは、倒置文や余分な説明箇所があるような部分です。

意識しないと、そのような強調部は受験生の脳裏に残らず、結果として
読み飛ばしをする場合が多く見られます。

したがって、事前の読解練習では、文章を克明に読み取り、単語の用法の一つも
見逃さないような読解法を研究することが重要です。

 

もちろん、そのような読解練習ができるのは、TOYOオンラインのライブ授業だけです。

周到な読解法を身につけるには、単に読解だけでなく強力な単語力の養成と、
SATの読解に必要な文法の習得が不可欠です。

それらを並行し、それぞれの部分をバランスよく学習することで、
SAT読解で高得点を取れるようになるのです。

 

このような学習は、数カ月から数年というような期間が必要です。

単語力の養成に関しても、単に必要な単語数を覚えるだけでも非常な期間がかかります。

ですから、失敗しない、手遅れにならないSAT対策は、
10年生から開始することをお勧めします。

 

多くのSAT未受験の帰国子女は、SATが難しいという話を聞いています。

しかし、いろいろな推測や誤解のせいで、実際のSATを受験するのをためらったり、
先のばしにしている人が多いのです。

また、TOEFLを受けて高得点が取れたので、SATだって同様に
高得点が取れるだろうと考える人もいますが、それは全くの間違いです。

 

SATはTOEFLと異なり、簡単には高得点が取れません。

SATの英語は英検1級を取るよりも難しいということを認識して、
充分な準備期間を設定してください。

6月29日よりTOYOオンラインでは、東京代々木の代ゼミ国際センターで
一時帰国SAT対策講座を開講します。

この講座では、SATの概略と正しい学習法をお教えします。

参加希望者はhttps://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2020.pdfを参照し、
予約申し込みをしてください。

 

帰国受験では、受験の1年前からの統一テスト結果を出願に使用可能です。

ですから、早い時期に高得点が出て困ることは何もありません。

逆に、対策開始が遅れて、高得点が出る前に受験突入となれば、
それは最悪の受験準備と言わなければならないでしょう。

 

TOYOオンラインの授業は、20年以上の実際の受験指導に基づいた方策で
効果があることが証明されています。

もちろん、学習効果は個人の努力にも関係しますが、TOYOオンラインが
提供する学習内容と方針は、確実に効果があることが証明されています。

ただ、この成果は1週間とか2週間のような短期ではなく、半年、1年と言うような
期間が必要ですから、10年生になれば対策を開始することをお勧めします。

手遅れになって後悔するよりも、成果を早期に出して余裕をもって
受験に臨む方がずっと安全です。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず得点は上がります。

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

特に対策を開始して数カ月は、著しい進歩は見えないのが普通です。

実はそれが問題で、誤った学習法を取っていても、この期間はそれが有効かどうかが判断できません。

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの対策クラス
などを利用することをお勧めします。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方はこちらからお申込みください。

 

<ONLINE受講者へのお知らせ>

次のSATは5月2日で、申し込み締め切りは4月3日です。

来年以降受験を控えている人で、SAT未受験者はこのSATを申し込んで受験をしましょう。

アメリカ以外の滞在者は6月のSATはサブジェクトテストしか受験できませんから、
必ず5月のSATを受けるようにしてください。

 

1993年より毎年難関大学に帰国受験生を送り込んでいるTOYOの通信授業は、
世界中どこからでも受講可能です。

初心者からアドバンスの人まで、実力アップに必要な科目が選択可能です。

無料体験授業もありますが、不必要な押し付けセールスのようなものは一切ありません。

もちろん、受講停止も連絡するだけですぐにできますから、安心してください。

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