行間はムダ知識で埋めよう

英語を学ぶ人がよく陥る失敗は、英語は日本語とは違うと、
その差を過剰に評価することです。

 

本当は、英語も日本語も相手に自分の思いを伝えることにおいては、
何の違いもありません。

 

英文を読むとき、その英文が伝えたいことよりも、文字づらばかりに
気をとられ、伝える内容を理解しないのです。

 

日本語には行間を読むという表現があります。

 

文字づらではなく、その裏に隠されている筆者の
真意を汲み取るということです。

 

英文でも、この面ではまったく同様で、本当の文意を理解するには、
英文で直接表現していない部分を補って読解することが重要です。

 

行間を埋めるには、文意に関連した知識が必要です。

 

たとえば、鉄道といえば、蒸気機関車とか新幹線、地下鉄のような
具体的な知識を参考にして、その文に最適な事象を関連づけるのが
普通です。

 

ロンドン駅から探偵が列車に乗った、という記述なら、実際の駅や
列車を知らなくても、自分の過去の経験からおよそのことを
想像できます。

 

つまり、このような文の情景を具体的に想像しながら文を理解するのが、
行間を読むという作業です。

 

読解力の高い人とは、このような行間を埋めるのが上手な人と言えます。

 

このような人は、いろいろな付加的な知識をもっています。

 

しかし、それは必ずしも学習から得られるものとは限りません。

 

行間を埋める知識は、マンガや雑誌からも多くを得られます。

 

これらの多くは、受験にはあまり役立たないムダ知識かもしれません。

 

次の文は、現在のメキシコにあったアステカ文明に関する記述です。

 

the sacrificial victims accepted their fate passively,
having been previously heavily sedated

 

この文では、アステカ族が神にいけにえとしての人身御供を
ささげていたことを述べています。

 

この中で、sedatedとありますが、辞書で調べてみると、なだめる、
というような意味が載っていました。

 

そうすると、いけにえの犠牲者はとてもなだめられていて、
だからいけにえになることを素直に受け入れた、というような
意味に解釈できます。

 

しかし、少し考えるとこれは妙なことで、自分が殺されることに
抵抗しないなんてことがあるのでしょうか。

 

そこで、再び辞書を見ると、鎮静剤を与えられる、というのがありました。

 

つまり、この被害者は薬を与えられて、現実を意識しないまま
殺されるのだ、ということが分かります。

 

ここでムダ知識がある人は、南米の古代インカ帝国では、
現代では麻薬であるコカの葉を使い脳手術をしてしていた
ことを思いだすでしょう。

 

つまり、アステカでも、これと同様なことをしていたのだと
理解が進みます。

 

ムダ知識は気軽い気持ちで入手することができます。

 

そして、このようなムダ知識が沢山あると、読解ではとても役に立ちます。

 

効率的にムダ知識を得るには娯楽的な本を読んだり、
映像を見たりすることで得られます。

 

これからの夏休みの間には、時間があれば、読解に役立つような
マンガや雑誌、映像を利用して積極的に知識を増やしていきましょう。

 

そうすれば、結果としてTOEFLやSATの点数アップにも
つながること請け合いです。

 

もしあなたが、英語力の伸びで悩んでいるなら、是非、
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あなたが初めてTOYOオンラインのライブ授業に参加したら、
きっとショックを受けると思います。

 

もちろん、反応は人により違い、簡単すぎるとか難しすぎるとか、
自分に役立つのだろうか、などと思います。

 

しかし、時間がたつうちに徐々に知識が浸透していき、気づけば
自分がはるか高みに立っていることを実感できるでしょう。

 

TOYOオンラインで初めに学ぶのは基本力の構築です。

 

少し自分の英語力に自信がある人は、基本をおろそかにしがちです。

 

実は、この堅固な基本力の構築がなければ、のちに起こるはずの
力の爆発が起こりません。

 

ですから、現在の自分の力を過信しないでください。

 

本当の力の伸びを表面化するには時間がかかりますので、この夏休みを無駄にせず、
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TOYOオンラインのライブ授業を通じ、強力な得点力に必要な単語力、
文法力を学習しましょう。

 

近視眼的な考えで、答えさえ分かれば良いと考えるのは軽率です。

 

帰国受験でTOEFLやSATで高得点が獲得できれば、東大、京大、
慶応、早稲田のような望ましい大学に合格することができます。

 

このインセンティブを使い、大学卒業後も帰国子女としての武器になる、
単語力、文法力を基礎とする分析的読解力を養ってください。

 

SATが難しいというような先入観を持つことはありません。

 

正しい対策法をとれば、段階的に力をつけられるので、
思ったより簡単に実力が改善できます。

 

なによりも重要なのはTOEFLやSAT対策は、思いのほか時間がかかるので、
できるだけ早い時期から対策を開始することをお勧めします。

 

10年生になれば、実際のSATを受けることを含め、
正しい対策を開始してください。

 

正しいSAT対策をすれば、必ず英語力が伸び得点は上がります。

 

しかし、この得点の伸びは一様ではありません。

 

特に対策を開始して3カ月から6カ月程度は、著しい進歩は見えないのが普通です。

 

実はそれが問題で、学習法の正誤に関わらず、この期間は
それが有効かどうかが判断できません。

 

誤った学習法の場合は、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

 

ですから、最初から正しい学習法を提供できるTOYOオンラインの
対策クラスなどを利用することをお勧めします。
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TOYOオンラインのライブ授業は、毎週週末に放送されます。

 

アメリカ時間の金曜、土曜、日曜です。

 

日本時間だと、これは土曜、日曜、月曜になります。

 

もちろん、日本でも視聴することが可能ですが、アメリカ時間の日曜日のクラスは
日本では、月曜日の早朝、午前3時半になってしまうので、ちょっと厳しいかもしれません。

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる文法力がなければ
正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

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