国際語としての英語

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こんにちはTOYOの松村です。

 

帰国子女が帰国枠という特別枠の受験で比較的簡単に大学に受け入れられるのは、
一つには帰国子女は英語ができる国際人という認識があるためです。

 

日本では英語が使えるということは、それほど評価されているということです。

 

たしかに、英語が使えると、いろいろな国の人と意志疎通が可能で便利です。

 

そのため企業でも英語ができる人材を求めていますので、就職にも有利で、
卒業生を送り出す大学側でも帰国子女を入学させたいという動きになります。

 

以前、国際語としてエスペラントという人造言語が注目されました。

 

これは明治時代にヨーロッパで国際紛争を無くすという意図で開発された言語です。

 

しかし、現代ではエスペラントは、ほぼ忘れられ、それに代わり
英語が国際語として広く認識されています。

 

その理由は、もともとの英語が国際語になる要因を含んでいたからです。

 

ドイツ語やフランス語は基本的には一民族の言葉です。

 

しかし、イギリスは王室の人種がたびたび変わっているため、
いろいろな言語が第一言語になった歴史を持ちます。

 

さらに、それを統一して使いやすくするという努力が比較的早期に行われたため、
文法が発達し、誰でも簡単に英語を使えるようになる要素が含まれています。

 

日本語にも国文法がありますが、その用法は複雑です。

 

文法によるよりも慣習的な用法で成り立っていると言ってもよいでしょう。

 

それゆえ日本人にとっては細かい文法に注目することはありません。

 

しかし、英語は規則正しい言葉ですから、英語の習得を促進するには、
文法の正しい理解が不可欠です。

 

たとえば、I saw a stray dog in the park.という文があったとしましょう。

 

この中でINは前置詞です。

 

犬が公園の「中」にいるという説明をしています。

 

したがってこの前置詞以下の語句は、前の名詞DOGの説明部です。

 

この部分は無くても大意は変わりません。

 

またDOGの前にあるAやSTRAYという語は犬の説明ですから、
このようなものも説明部で、文の主要なものではありません。

 

このように英語は根幹になる部分と説明部に分かれます。

 

そして、その説明部や説明文の使い方に関しても規則がありますから、
個々の単語の使われ方、品詞の理解が必要になります。

 

日本語では形容詞なのか形容動詞なのかなどを理解することは重要ではありません。

 

しかし、英語では各品詞の性質や使い方を認識することは
強力な英語力を構築するには不可欠です。

 

品詞などのように日本語では重要でなくても、英語ではこのような
細部の理解が総合的な力の増進には欠かせません。

 

つまり英語の文法学習は、一般受験の受験文法で学ぶ複雑なものより、
単純で基礎的な文法理解が大切なのです。

 

英語の文法の学習というと少々面倒な気がします。

 

これは日本の国文法の複雑さと非実用性があるからです。

 

英語の場合は、まったく逆で、文法の正しい理解なしには高度な英語は使えません。

 

ですから、高度な英語力を試すSATのような試験で高得点を挙げるには、
しっかりとした文法力をつける努力をしてください。

 

SATなどに必要な強力な読解力の構築には、品詞に対する理解が不可欠です。

 

だいたいこんな意味かな、などというあいまいな理解ではない
明確な読解力や文法力をつけてください。

 

高度な英語力をつけるには、まず、しっかりとした土台を作り上げることが必要です。

 

長期滞在者でも点数が伸びないSATで、どのようにして
得点力を上げるようにするかは個別な要因もあり複雑です。

 

ただ、得点が伸びない人の学習法などを詳しく見ると、そこには共通点があります。

 

それを指摘し、正しい学習の指針にもとづく対策法をお教えするのが、
7月3日から東京で開講されるTOYO-SAT IN TOKYOです。

 

毎年、7月初旬に開講されるこのTOYO-SAT IN TOKYOは、
東京代々木駅前の代ゼミ国際教育センターを会場にして、
月曜から金曜までの5日間の開催です。

 

この5日間の講習を通じて、正しい学習法や指針を理解してもらいます。

 

また、多くの人が陥っている誤った学習法とはどのようなものかも、
同時に理解してもらえますので、それ以後の学習がムダのないものに変ります。

 

会場が東京ですので、夏休みに一時帰国していることが必要です。

 

ともすると長い休みを遊んで過ごしてしまうことが多いのですが、夏休みの初めに
きっちりと講座に出席して、今年は充実した夏にしてみませんか。

 

参加者は世界中から一時帰国する帰国子女ですから、
互いの情報交換も興味があります。

 

TOYO-SAT IN TOKYOの申込みは、会場の代ゼミ国際教育センターの方へ、
直接申し込んでください。
http://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2017.pdf

 

SATは正しい文の用法を問うテストです。

 

短期間で効率よく高度な英語力を蓄積させるには、TOEFLやSATを中心にした
基礎力アップクラスで学ぶことが必要です。

 

そして、それを可能にしているのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

また、夏には東京で5日間のSAT対策講座も開催されます。
http://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2017.pdf 

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる
文法力がなければ正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方は こちらからお申込みください。

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