参考にならない参考書

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こんにちはTOYOの松村です。

 

日本でもTOEFLの参考書は発行されているようですが、
SATの参考書はあまり無いようです。

 

また、日本で出版されている参考書は実際のSAT受験に対しては、
あまり効果がありません。

 

アメリカでは、SATの会社が発行しているオフィシャルガイド以外にも、
沢山の問題集が出回っています。

 

アメリカで出版されているSAT対策の参考書や問題集は、
当然ながら、アメリカ人の高校生用です。

 

一般的にアメリカ人と日本人のSAT受験生を比較すると、
英語部分はアメリカ人の方が得点力があり、数学部分は
日本人の方が得点力があります。

 

当然、アメリカで出版されている参考書は、アメリカ人高校生を対象に
していますので、数学の基本に重点が置かれている構成になります。

 

つまり、日本人が必要としているものとは正反対の構成です。

 

ただ、英語部分でもアメリカ人高校生が苦手な所があります。

 

それは文法です。

 

SATの英語セクションは、読解と文法に分かれていますから、
文法を知らなければ、高得点は取れません。

 

そこで、アメリカで出版されている問題集も、かなりの部分を
文法問題にさいています。

 

しかし、これが問題なのです。

 

SATのテストする英文法は日本の受験英文法とは異なります。

 

実際の英語運用に関するルールのテストですから、受験文法のような
例外的な問題は出題されません。

 

日常使用する公式な英語運用の基本ルールのテストです。

 

ただ、SATで扱うのは、公式な英語の使用ルールですから、
毎日使用する口語的な英語とは少し異なります。

 

一般のアメリカ人高校生は、この公式なルールを知らない人が多いようです。

 

本当は、英文法の基本は、アメリカの小学校で学習するべきなのですが、
最近の公立学校の授業の質の低下で、文法を習わずに進級することが
増えています。

 

最近のニュースでは、ある州のアメリカの高校卒業試験に外国人が
市民権を取る際に受けるアメリカの基本知識テストが含まれた
という報道がありました。

 

それほど、現在のアメリカの公立校のレベルが低下しているのです。

 

そこで、アメリカ人高校生も、各種のSATのスタディガイドを購入し、学習します。

 

SATの会社の発行するオフィシャルスタディガイドは基本的には
実際のSATの過去問を掲載しています。

 

ですから、誤りはありません。

 

しかし、他の会社の出版する問題集を見ると、文法に関しては、
沢山の誤りが含まれています。

 

たとえば、ある参考書ではnot only…,but also構文の問題で、
not only…, butとなっていてalsoが省略されているケースで、
それは間違いであるという解説がありました。

 

この構文ではalsoが省略されることは多くあり、それどころか
butが省略されることもあります。

 

もちろん、SATの過去問にもそのような場合に関する問題もあり、
この参考書の解説が間違っているのです。

 

しかし、正しい文法を知らない高校生がそれを真に受けて学ぶと、
同じような問題が出た場合、間違った選択肢を選んでしまいます。

 

日本人がアメリカの参考書を購入して、学習する場合、SATの会社のもの以外は、
同様なミスが含まれていることを念頭に置いて学ぶ必要があります。

 

もちろん、日本人の弱点に対応した学習を望む人は、市販の教材ではなく、
TOYOオンラインのライブ授業に参加してください。

 

日本人の弱点である読解力の増強も可能ですが、かなりの準備期間が必要ですから、
充分な余裕をもって対策を開始することをお勧めします。

 

何にしても、SATレベルの批判的に読むことを要求される
CRITICAL READINGの対応は、滞在期間の長短にかかわらず、
文章の基本からしっかりとマスターしていくことが必要です。

 

SATに対応できる英語の基本は、単語、文法、文の構造に関する知識、
読解の基本に関する知識などです。

 

SATはTOEFLと異なり、非常に論理的な文章構成、および、
数学で成り立っています。

 

したがって、文を読み理解する際も、細かく読み取れる
高度な読解力の養成が不可欠です。

 

しっかりとした基本を身につけることで、難解な長文を
瞬時に理解する力を養成することが可能です。

 

SATは正しい文の用法を問うテストです。

 

短期間で効率よく高度な英語力を蓄積させるには、TOEFLやSATを中心にした
基礎力アップクラスで学ぶことが必要です。

 

そして、それを可能にしているのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

また、夏には東京で5日間のSAT対策講座も開催されます。
http://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2017.pdf 

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる
文法力がなければ正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

TOYOオンラインのライブ授業は、毎週の授業に無料体験参加が可能ですから、
ご希望の方は こちらからお申込みください。

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