消去法の正しい使い方

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こんにちはTOYOの松村です。

 

英文読解でも日本語の読解でも、それが受験問題のようなものになると、
答えがAかBかというように明暗が分かれます。

 

単に、趣味で文章を楽しむ場合は、ゆっくりと時間をかけて、自分の好きなように
解釈すれば良いのですが、問題となるとそうはいきません。

 

あいまいな部分があっても一つの答えを選ばなくてはなりません。

 

現在のTOEFLやSATの選択肢は4つです。

 

普通は正解ではないと思う選択肢を除外して、正解を選んでいくという
消去法を使います。

 

もちろん、簡単な問題では、消去法なしで、ずばり答えを選ぶ場合もありますが、
そのような場合でも念のために消去法を使うことでミスを防ぐことが大切です。

 

消去法を的確に使用するには本文内容をしっかりと把握していることが大切です。

 

たとえば日本の現代文の問題などでも、難しい問題の答えを示す部分は
問題文が示しているところと離れたところにあることが多く見られます。

 

たとえば傍線部の意味は何か、というような問題で正解を示す部分がその付近になく、
遠く離れたところに隠されている、などという問題形式です。

 

このような問題に対応するには、全体をしっかりと把握していることが必要です。

 

これと同様なことがSATの問題でも起こります。

 

TOEFLは比較的このような難問はありませんが、SATでは
指定の箇所以外の部分に答えが隠されていることが多く見られます。

 

これに対応するには、本文をしっかりと読むことが必要です。

 

ここでいうしっかりと読むという意味は、重要な部分を見逃さないという
読み方をするということです。

 

通常、問題文章を選択する際は、製作者が長い文章の一部を切り取ります。

 

その切り取った部分の中に重要な内容が含まれている、内容が濃い部分です。

 

つまり、問題文章は最初から核心の問題に方向が向けられていて、
最後の文で締めくくれるような成り立ちになっています。

 

つまり、読者は初めから、このような指針を持つ文章の傾向に敏感に反応しなければなりません。

 

文中の重要な部分には、ある種の特徴があります。

 

たとえば、文が変形している所です。倒置や省略があったり、
やたらに長い文があるようなところです。

 

また、このような部分には難しい単語があるのも一つの傾向です。

 

このような部分は、逆に言うと分かりにくい部分です。

 

このような部分は、飛ばし読みが頻発します。

 

これは、目では文字を追いかけているものの、内容が頭に入っていないまま、
次の文に移行するような読み方です。

 

読解法の矯正は時間がかかります。

 

特に長期滞在者に見られる、日常的な飛ばし読みの悪癖がついている人は、
その読み方が誤りであることに気づいてもらえるまで、有効な
弱点矯正プログラムの効果を出せません。

 

このような人の場合は、TOEFLでは簡単に高得点が出るのだから、
SATも同じだろうという誤解を持っています。

 

TOEFLの文章はアメリカの小中学校レベルのおおらかな文章になっているので
長期滞在者の飛ばし読みでも正解が取れるのです。

 

何にしても、SATレベルの批判的に読むことを要求されるCRITICAL READINGの対応は、
滞在期間の長短にかかわらず、文章の基本からしっかりとマスターしていくことが必要です。

 

SATに対応できる英語の基本は、単語、文法、文の構造に関する知識、
読解の基本に関する知識などです。

 

SATはTOEFLと異なり、非常に論理的な文章構成、および、数学で成り立っています。

 

したがって、文を読み理解する際も、細かく読み取れる高度な読解力の養成が不可欠です。

 

しっかりとした基本を身につけることで、難解な長文を瞬時に理解する力を
養成することが可能です。

 

SATは正しい文の用法を問うテストです。

 

短期間で効率よく高度な英語力を蓄積させるには、TOEFLやSATを中心にした
基礎力アップクラスで学ぶことが必要です。

 

そして、それを可能にしているのがTOYOオンラインのライブ授業です。

 

また、夏には東京で5日間のSAT対策講座も開催されます。
http://www.yozemikikoku.com/pdf/SAT_2017.pdf 

 

TOYOオンラインのライブ授業は2時間です。

 

その中で、単語、読解、文法などを学習します。

 

単に読解といっても単語力がなければ満足な読解はできません。

 

同様に、よじれた読解文を解きほぐすことができる
文法力がなければ正確な理解はできません。

 

それゆえに、TOYOオンラインのライブ授業では、受講者のレベルに応じ、
適切な教材選択と指導で、徐々に受講生の読解力を向上させていくことが
出来る様になっています。

 

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