慣用語には思わぬ意味がある

英語の文章中や会話の中で、良く使われる表現に、ことわざや慣用句があります。

例えば、Still waters run deep(静かな川は流れが深い)ということわざがありますが、
この中にあるStillは、まだと言う意味ではなく、穏やかなとか動かない、という意味です。

また、watersと複数形になっていることから、これは単なる水という意味ではなく、
川という意味です。

 

So far, so good(今の所はうまくいっている)という慣用句も良く用いられます。

日本国内で、いかがお過ごしですかと尋ねられると、まあまあです、
と答える場合が多いですね。

でもその調子でSo far, so goodと答えると、何か調子が悪いんですか、
と逆に心配されてしまいます。

 

A rolling stone gathers no mossはに翻訳では、転石苔むさずと訳されます。

日本ではどちらかというと、いつもフラフラしていると何も得るものがない、
とネガティブな意味で使われます。

しかし、英語圏では、逆にいつも忙しく動いている人は古臭くならない、
とポジティブに解釈されます。

 

ことわざや慣用句は、日本語と同様なものでも、用法が異なることが多々あります。

ですから、実際の英語用法を理解することは、文脈を正しく把握する上で
とても大切です。

このような知識は、一見、無駄に見えるかもしれませんが、総合的な英語力を
上げるうえでは、欠かせないものです。

 

はしごは英語ではLADDERですが、この語の前にSCALEとあれば、この場合のSCALEは、
目盛りとか体重計のような意味ではなく、よじ登るという意味になります。

パース(PURSE)は財布とかがま口の意味で日本でも使われますが、これには、
口をすぼめるという意味もあります。

 

英語の日常語には、このように一般的に使用される意味とは異なる意味を
持つものが多いので、要注意です。

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