英語が日本語と異なる点に、文節構造があります。
この文節というのは、竹の節のような構造と考えてもらえれば
分かりやすいと思います。
もちろん、日本語にも文節はありますが、英語ほどには明確で
ないというのが特徴です。
日本語の場合は、節々の切れ目よりも、なめらかな継続性、
文の流れを重要視します。
それにより、豊かな情緒表現を可能にし、全体的な印象を伝える
と言う技法です。
しかし、現代英語は流れるような情緒表現というよりは、明確に
意思を伝えるという白黒がはっきりした文を基調にしています。
英語の節の最小単位は単語で、それをいくつか組み合わせた句が
あり、さらにそれらを包み込む形で、一組の主語と動詞を持つ
節を構成します。
さらにその節を接続詞を使用し、複数個つなぎ合わせて1文が
できあがります。
仮に主語動詞を持つ2組の節が接続された文では、順接か
逆接かで意味が反転します。
英文読解をする時、この接続詞の意味を取り違えると、誤って
文意を解釈することになります。
ですから、文を構成している句や節の意味と、そのつながり方を
頭の中で正しく理解することが大切です。
これは、ある機械の部分品がどのような役割を持っていて、全体
としてその機械が何の目的で動くかを見極めるのと似ています。
この各部品の役割と動きを規定しているのが、英文法です。
たとえば、通常の自転車を駆動するには、チェーンが必要ですが、
それが欠けていれば自転車は動きません。
つまり、英語という機械の部分品の過不足を調整し、円滑な流れを
見極めるための道具が英文法の役割です。
ですから、英語という言語を正しく理解しようと思うなら、単語と
その集積である文を読む練習だけでは完結しません。
それに加えて、正しい英語運用の規則である英文法の学習を並行して
行うことが不可欠です。
つまり、単語、文法、読解力のそれぞれを同時に強化することが重要
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