日本の受験英文法で関係代名詞という項目を学習する場合、必ず習うのが制限用法と
非制限用法というものです。
これは関係代名詞のWHOやWHICHの前にある語を置き換える場合の違いです。
直前の名詞を置き換える場合を制限用法と呼び、そうでない場合を非制限用法と
呼んでいます。
この用法の違いは、関係代名詞の直前にコンマがあるかどうかで決まります。
受験文法では、関係代名詞の直前にコンマがあれば、それは非制限用法だから、
関係代名詞が置き換える語は直前ではなく、それより前の部分に注目しろと習います。
たしかに、受験問題はそれに沿った問題が出題されるので、正解を取るには
その知識が必要になります。
しかし、実際の英語使用では、コンマの有無にかかわらず、関係代名詞の直前にある
名詞を置き換えるのが普通です。
つまり関係代名詞の非制限用法は特例的なもので、正しい英語使用では、あまり
重要視されていません。
使わない事例を大きく取り上げ、重要視しているのが受験英語の欠陥なのです。
これは、いわば、易しいことを難しく教えるという、本末転倒な学習です。
多くの日本人が英語は難しいと誤解する原因は、このような部分にもあるのでしょう。
実際の英語学習は、少数の基本ルールさえ理解すれば、あとは規則的にそのルールを
適用すれば片付きます。
もちろん、科学的に整理されている英語にも、例外的な用法があります。
たとえば、仮定法などは古来の慣用的英語使用が継続されている部分がありますが、
そのようなものは少数です。
英語の大部分は規則的に統一されていますから、それさえ覚えてしまえば、英語は
非常に簡単に理解することが可能です。
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しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが
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その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになって
しまい、受験失敗に結び付くことになってしまいます。
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