玉ねぎの皮をむく読解

読解文でやさしいものと、難しい読解文の差はなんでしょうか。

やさしいものの典型は、子供向きのお話のようなものです。

これは、奥深い意味はなく、文そのものを読めばすぐにわかるような文章です。

 

たとえば、咲いた咲いた桜の花が、みたいなのが代表です。

この場合、咲いたの意味と、桜の花というのを認識できれば、
それ以上のことはありません。

しかし、色即是空なんていうのは、色とか空の意味が分かっても、な
んのことかピンときませんよね。

 

このような難解な文は、見かけの意味だけでなく、その下にある、より掘り下げた
意味を理解しなければ、読解ができません。

やさしい文は、その表面的な部分を読み取れば完結します。

しかし、難しい文は、表面だけでなく、その下に横たわる2層目、さらには3層目
というような、裏の部分を読解するような文です。

 

つまり、文章が難解になるにつれ、1度ではなく、2度、3度と
読解する必要があります。

これは、ちょうど、玉ねぎの皮を表面からひとつづ順に向いて核心に向かうような
読み方です。

重要なのは、今読んでいる文章には、さらに深い意味が隠されているかどうかを
判断する力を持つことです。

 

文章を深く読み解く上で大切なのは、常識を養うことです。

たとえば、太陽は東から出て西に沈むというような、普通に考えると
正しい事柄の認識です。

色即是空なら、表面的には、色があるということは、色が無い、というような
矛盾する事柄です。

これは常識で言うと変ですから、そこには何か別な意味があると考えることです。

 

正しい常識の構築は、思うよりも単純ではありません。

誤った常識と正しい常識の違いや、そこに論理性があるかどうかを検証する
必要があります。

英語での正しい常識は、論理的な文章構成や構造、正しい文法や単語の
使用法になります。

 

正しい英語力アップの対策をすれば、必ず英語力は上がります。

しかし、誤った学習法を取っていても、それが有効かどうかが判断できません。

その結果、それ以後も点数が伸びず、結局は時間がムダになってしまい、
受験失敗に結び付くことになってしまいます。

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